止瀉剤
Jump to navigation
Jump to search
一般名 | 先発名 | 日本 | 創薬/開発 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ラクトミン(エンテロコッカス・フェシウム) 酪酸菌(クロストリジウム・ブチリカム) 糖化菌(枯草菌) |
ビオスリー (PI) (IF) | 販売 | 鳥居薬品 | |
ビフィズス菌(ビフィズス菌) | ラックビー (PI) (IF) | 販売 | 興和 |

Look up Antidiarrheal in Wiktionary, the free dictionary.
種類
- 電解質溶液は、真の止瀉薬ではないが、急性症例で失われた水分と塩類を補充するために使用される。
- メチルセルロース、グアーガムや植物性ファイバー(ふすま、ステルクリア、イサブゴールなど)のような増量剤は、機能性腸疾患の下痢やイレウス出量のコントロールに使用される。
- 吸収剤は、感染性下痢を引き起こす有害物質を吸収する。メチルセルロースは吸収剤である。
- サブサリチル酸ビスマスなどの抗炎症化合物。
- 抗コリン薬は腸の動きを抑え、下痢とそれに伴うけいれんの両方に有効である。
- オピオイドの鎮痛以外の古典的な用途は、下痢止めである。オピオイドは腸のオピオイド受容体に対してアゴニスト作用を有し、これが活性化すると便秘を引き起こす。モルヒネやコデインなどの薬物は、この方法で下痢を緩和するために使用できる。下痢を緩和する目的で注目すべきオピオイドはロペラミドであるが、これは大腸のμオピオイド受容体のアゴニストであるのみで、有意な量では血液脳関門を通過しないため、中枢神経系ではオピオイド作用を示さない。このため、ロペラミドは他のオピオイド薬と同様の効果を発揮するが、中枢神経系の副作用や乱用の可能性はない。
- オクトレオチド(ソマトスタチンアナログ)は、分泌性下痢を治療するために入院患者に使用されることがある。
- いくつかのプロバイオティクスは、様々な形態の胃腸炎に対する可能性のある治療法として提案されている。感染性下痢の治療法として、プロバイオティクスは2日以上罹患している人には有益ではなく、下痢全体の期間を短縮させるという証拠もない。
こちらも参照
- ATC code A07/ja 止瀉薬、腸管抗炎症・抗感染症薬