/usr/bin/newgrp
newgrp - log in to a new group
SYNOPSIS
newgrp [-] [group]
DESCRIPTION
newgrp コマンドは、ログイン・セッション中に現在のグループ ID を変更するために使用される。オプションの - フラグが指定された場合、ユーザーの環境は、ユーザーがログインしたかのように再初期化される。それ以外の場合、現在の環境(現在の作業ディレクトリを含む)は変更されない。
newgrp は,現在の実グループ ID を,指定されたグループ,またはグループ名が与えられない場合は /etc/passwd にリストされているデフォルトのグループに変更する.root でない場合、ユーザがパスワードを持っておらず (このユーザがシャドウパスワードファイルにエントリを持っていれば /etc/shadow に、そうでなければ /etc/passwd に)、グループがパスワードを持っている場合、またはユーザがメンバーとしてリストされておらず、グループがパスワードを持っている場合、ユーザはパスワードを要求されることになる。グループのパスワードが空で、ユーザーがメンバーとしてリストされていない場合、そのユーザーのアクセスは拒否される。
/etc/gshadow にこのグループのエントリがある場合、このグループのメンバーリストとパスワードはこのファイルから取得され、そうでない場合は /etc/group のエントリが考慮される。
CONFIGURATION
/etc/login.defsにある以下の設定変数で、このツールの動作が変わる。
- SYSLOG_SG_ENAB (boolean)
- sgの動作の"syslog"ロギングを有効にする。
FILES
- /etc/passwd
- ユーザアカウント情報
- /etc/shadow
- セキュアユーザアカウント情報
- /etc/group
- グループアカウント情報
- /etc/gshadow
- セキュアグループアカウント情報
SEE ALSO
External link
この記事は、Debianのmanpageの項目を翻訳一部改変しております。 |