/usr/bin/sg
sg - 異なるグループIDでコマンドを実行する
SYNOPSIS
sg [-] [group [-c ] command]
DESCRIPTION
sg コマンドは newgrp と同様に動作するが、コマンドを受け付ける。コマンドは /bin/sh シェルで実行される。sg を実行するほとんどのシェルでは、複数単語のコマンドを引用符で囲む必要がある。newgrp と sg のもうひとつの違いは、いくつかのシェルは newgrp を特別に扱い, newgrp が生成するシェルの新しいインスタンスで自分自身を置き換える。sg ではこのようなことは起こらないので、sg コマンドを終了すると、以前のグループ ID に戻される。
CONFIGURATION
/etc/login.defsにある以下の設定変数で、このツールの動作が変わる:A
- SYSLOG_SG_ENAB (boolean)
- sg動作の "syslog" logging を有効にする。
FILES
- /etc/passwd
- ユーザアカウント情報
- /etc/shadow
- セキュアユーザアカウント情報
- /etc/group
- グループアカウント情報
- /etc/gshadow
- セキュアグループアカウント情報
SEE ALSO
id, login, newgrp, su, gpasswd, group, gshadow
External link
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