カウンターポイントはフィリピン料理の特徴であり、通常は甘いものと塩辛いものを対にして提供される。例としては、チャンポラード(甘いココア風味の米粥)がトゥヨ(塩漬けの天日干し魚)と、ディヌグアン(豚の血を使った風味豊かなシチュー)がプット(甘い蒸し米ケーキ)と組み合わせられる。また、未熟な果物、例えば緑色のマンゴー(わずかに甘いが非常に酸っぱい)は塩やバゴオンに浸して食べられる。さらに、チーズ(塩辛くて甘い)が甘いケーキ(ビビンカやプットなど)やアイスクリームのフレーバーとして使われる。