Translations:Obesity/67/ja
2019年にシステマティックレビューで、肥満成人における様々な用量のフルオキセチン(60 mg/d、40 mg/d、20 mg/d、10 mg/d)の体重に対する効果が比較された。プラセボと比較すると、どの用量のフルオキセチンも体重減少に寄与するようであったが、治療期間中にめまい、眠気、疲労、不眠、吐き気などの副作用を経験するリスクが増加した。しかし、これらの結論は確実性の低いエビデンスによるものであった。同じレビューで、肥満成人の体重に対するフルオキセチンの効果を、他の抗肥満薬、オメガ-3ゲル、治療を受けていない場合と比較した場合、著者らはエビデンスの質が低いため、決定的な結果に到達できなかった。