世界の経済におけるエネルギー強度(GDP1単位あたりに消費されるエネルギー量)は、経済生産のエネルギー効率の目安となる。2010年、世界のエネルギー強度はGDP1米ドルあたり5.6メガジュール(1.6kWh)だった。国連の目標では、2010年から2030年の間にエネルギー強度を毎年2.6%削減することを求めている。しかし近年、この目標は達成されていない。例えば、2017年から2018年にかけて、エネルギー強度はわずか1.1%しか減少しなかった。