Translations:Roti/15/ja

トリニダード・トバゴ

トリニダード、ジャマイカ、およびリーワード諸島におけるロティ

料理	画像	概要
サダ・ロティ		これは白い小麦粉で作られたプレーンなロティである。最も簡単に作れるロティであり、トリニダードで最も一般的に食されているロティである。現地の人気の朝食の選択肢であり、様々なカレー風味の肉料理や野菜料理と共に楽しまれている。この種のロティは、トリニダード人にとって朝食と夕食の両方で消費される主食である。
パラタ・ロティ		バター（通常はギー（澄ましバター）だが、どんなバターでも使用可能）を塗って層状にしたロティである。両面にギーを塗り、インド料理やパキスタン料理で使われる丸くて平らな金属製の鉄板「タワ」で焼く。これにより、ロティは外側がパリッとし、軽く焦げた小さな斑点ができる。ロティがほぼ焼き上がる頃、調理人はタワの上でロティを叩き始め、それによってロティは軽くてフレーク状になる。「パラタ・ロティ」はプレーンなロティよりも濃厚で風味豊かである。「パラタ」はほとんどどんな添え物とも合う。他のロティと同様に、カレーやシチューと共に一般的に食されている。また、伝統的に目玉焼きや卵料理、そして一杯の紅茶と共に食されている。トリニダードでは、「パラタ」は、そのロティがボロボロに破れたシャツに似ていることから、口語的に「バスアップ・シャット」（破れたシャツ）と呼ばれている。
プーリー		これは2枚の生地を一緒に伸ばして焼くロティである（伸ばした後、直接熱い油で揚げる。一部の人は、まずタワで半分ほど調理してから揚げる（これによりプーリが吸い込む油が少なくなるため）、カダイで揚げる）。この種のロティは、子供が生まれた時やムリティボジ（テヘルヴィ/追悼式）で特別なハルヴァと共に食される。
ダルプリ		挽いた黄色のエンドウ豆、クミン（ジーラ）、ニンニク、コショウを詰めたロティである。エンドウ豆はアルデンテになるまで茹でてからミルで挽く。クミンは黒くなるまで焙煎し、これも挽く。詰め物をロティ生地に押し込み、閉じ込める。平らに伸ばすと、具材がロティ全体に均一に広がる。タワで焼き、調理しやすくするために油を塗る。この種のロティは、様々なカレーと共に食されるのが最も一般的である。また、ラップ・ロティを作る際にも選ばれるロティである。
ラップ・ロティ		肉と野菜のカレーをダルプリ・ロティの中に折り畳んで作った人気のラップである。カレーやシチューには、主要な肉の具材の他に、フィラーとしてジャガイモやヒヨコ豆が含まれることが多く、ベジタリアン向けの選択肢も一般的である。人気のある具材には、カレー風味のチキン、コンク、ヤギ肉、鴨肉、牛肉、エビ、そして野菜がある。ペッパーソースやマンゴー・チャツネといった様々なオプションの調味料も一般的で、これらが最も人気がある。
アルー・プーリ / ポテト・プーリ		ダルプリに似たロティだが、ダル（豆）の代わりにアルー（ジャガイモ）が使われている。アルーは茹でて挽き、スパイスと調味料を加えてから生地に閉じ込める。このアルーの詰め物は、アルー・パイやアルー・チョカを作る際にも使われる。