処方薬には、即時放出型(ナイアコール、500 mg錠)または徐放性(ニアスパン、500および1000 mg錠)がある。ニアスパンには、ナイアシンの放出を遅らせるフィルムコーティングが施されており、その結果、8~12時間かけて吸収される。このため、血管拡張やフラッシングの副作用は軽減されるが、即時放出薬物に比べて肝毒性のリスクが高まる。