乳鉢と乳棒(にゅうばちとにゅうぼう)は、厨房、研究室、薬局で、材料や物質を粉砕したりすり潰したりして、細かいペーストや粉末にするために使われる、2つの単純な道具のセットである。「乳鉢」()は特徴的にボウル状で、通常は硬材、金属、陶磁器、または花崗岩のような硬い石で作られている。「乳棒」(, <small>または</small> )は鈍く、こん棒のような形をしている。すり潰す物質(湿っていても乾いていてもよい)を乳鉢に入れ、乳棒で叩いたり、押さえつけたり、回転させたりして、目的の質感になるまで処理する。