コクラン共同計画は、運動だけでは体重減少に限界があることを明らかにした。しかし、食事療法との併用では、食事療法のみよりも1 kgの体重減少をもたらした。運動の程度が大きいほど、1.5kgの減量が観察された。 一般集団で行われる運動はわずかな効果しかないにもかかわらず、用量反応曲線が見られ、非常に激しい運動は大幅な体重減少につながる。食事制限のない20 週間の基礎軍事訓練で、肥満の軍新兵は12.5kg減量した。 体重減少を維持するには、高レベルの身体活動が必要なようだ。 モチベーションを高めるには歩数計が有効であるようだ。平均18週間の使用で、身体活動が27%増加し、BMIが0.38減少した。