日本ではカレーは一般的にご飯料理として食べられ、karē raisu(カレーライス)と呼ばれる。raisu karē(文字通り「ライスカレー」)という料理について日本で最も古い記述は、1872年の料理本にある(ただし誤ってtaisu karēと表記されている)。1872年の報告書にも記載されており、それによるとお雇い外国人が北海道庁の東京支庁でこれを食したという。しかし、この言葉は1877年に札幌農学校(現在の北海道大学)に雇われたアメリカ人教授ウィリアム・S・クラークによって広められた。1873年には、陸軍士官学校のメニューにカレーライスという料理があった。