Translations:Indonesian cuisine/19/ja

習慣、配膳、食べ方

 
典型的なインドネシアの共同食事。nasi(蒸しご飯)、lauk-pauk(おかず)、sayur-mayur(野菜)から成る。

インドネシアの伝統的な食事は、通常、蒸しご飯を主食とし、その周りに野菜とスープ、肉や魚のおかずが並べられる。典型的な家族の食事では、家族が蒸しご飯といくつかのおかずが並べられたテーブルを囲む。それぞれの料理は別々の共有の大皿やボウルに入れられる。これらの料理にはそれぞれ専用の取り分け用スプーンがあり、共有の皿から自分の皿に料理を取り分けるためだけに使われる。家族の各メンバーは、最初に蒸しご飯が盛られた自分専用の皿を持っている。通常、最年長の家族または夫が食事を始める権利を持ち、その後、家族の残りの者が自由に料理を取り分ける。各自は共有の皿から自分の個々の皿に料理を盛る。

 
卵とkrupukを添えた「ナシゴレンとサテ」の組み合わせは、外国人にも人気のインドネシア料理である。

彼らの個人皿では、蒸しご飯はすぐに2、3種類以上の料理に囲まれることになる。野菜と魚または肉、そしておそらく揚げ物、サンバルクルプクなどである。インドネシアの習慣では、日本とは異なり、食事中に異なる味付けの料理を一つの個人皿で混ぜて食べることがごく普通である。これは「ナシチャンプル」や「ナシパダン」、またはビュッフェでよく見られる習慣である。汁気の多い料理は別の小さな個人用の器で出されることもある。今日の現代的なインドネシアのレストランでは、セットメニューがしばしば提供されている。これにより、日本料理と同様に、お盆の上に個人皿があり、籐や竹の容器にそれぞれ少量の料理がご飯を囲むように並べられる個人配膳の習慣が生まれた。これは、バリのナシの盛り付けに見られる。