ヒトを対象としたいくつかの実験的研究では、2位のC16:0またはC18:0が25~40%であるIE脂肪を多量に含む食事と、2位のC16:0またはC18:0が3~9%しかない非IE脂肪を含む同様の食事との間に、空腹時血中脂質に関する統計的な差は認められなかった。また、ココアバターを模倣したIE脂肪製品と本物の非IE脂肪製品の血中コレステロール濃度への影響を比較した研究では、否定的な結果が得られた。