Translations:English cuisine/9/ja

むしろ、中世の料理はしばしばピューレのような食感を持ち、おそらく肉や魚の小さな断片を含んでいた。ベイネッケ写本のレシピの48%は、シチューやピュレに似た料理のものである。そのような料理は大きく3つのタイプに分けられる。ワイン、酢、スパイスをソースに入れ、パンでとろみをつけたやや酸味のあるもの。砂糖と酢を使った甘酸っぱいもの。そして、当時高価だった砂糖を使った甘いものである。ベイネッケ写本にあるそのような肉(魚でも作れた)のための甘いピュレ料理の例は、卵でとろみをつけた濃厚なサフラン黄色の「モートゥルー」である。