Translations:Discovery and development of gliflozins/12/ja

フロリジン

 
フロリジン

フロリジンは100年以上前から知られている化合物である。天然に存在する植物性グルコシドであり、腎近位尿細管および小腸の粘膜に存在するナトリウム/グルコースシンポーターを阻害することにより、腎糖尿を生じさせ、腸のグルコース吸収を阻害する。フロリジンは1835年に初めて単離され、その後、SGLT-1とSGLT-2の両タンパク質に対して強力ではあるが非選択的な阻害剤であることが判明した。