DPP-4は身体のほとんど全ての臓器の内皮の細胞膜に付着している。DPP-4を強く発現している組織には、外分泌膵臓、汗腺、唾液腺および乳腺、胸腺, リンパ節、胆道、腎臓、肝臓、胎盤、子宮、前立腺、皮膚、腸粘膜の毛細血管床などがある。(ここでほとんどのGLP-1は局所的に不活性化される)。また、血漿や脳脊髄液などの体液にも可溶性で存在する(DPP-4はCD26T細胞を活性化する抗原である)。