ファーマコフォアと構造活性相関
ファーマコフォア
ARBには3つの官能基がある。
ARBの生理活性にとって最も重要な部分は3つの官能基であり、詳細は図1を参照されたい。
1つ目はイミダゾール環で、ヘリックス7(Asn295)のアミノ酸に結合する。第二の基はビフェニルメチル基で、ヘリックス6と7の両方のアミノ酸に結合する(Phe301、Phe300、Trp253、His256)。3つ目はテトラゾール基で、ヘリックス4と5のアミノ酸(Arg167とLys199)と相互作用する。
テルミサルタンのように、テトラゾール基をカルボン酸基に置き換えることに成功している。