副作用
このクラスの薬物は通常、忍容性が高い。一般的な副作用(ADR)には、めまい、頭痛、および/または高カリウム血症が含まれる。治療に関連するまれなADRには、初回投与時の起立性低血圧、発疹、下痢、消化不良、肝機能異常、筋痙攣、筋肉痛、背部痛、不眠症、ヘモグロビン値低下、腎障害、咽頭炎、および/または鼻づまりがある。ランダム化比較試験に基づく2014年のコクラン系統的レビューでは、ACE阻害薬を服用している患者とARBを服用している患者を比較した場合、ACE阻害薬を服用している患者に比べてARBを服用している患者では有害事象による試験中止が少なかったと報告されている。