アメリカ合衆国
20世紀初頭には、マトンはアメリカ合衆国で広く消費されていたが、第二次世界大戦以降、マトンの消費は減少した。2010年当時、アメリカ合衆国で流通している羊肉のほとんどは12~14か月齢の羊から得られ、「ラム」と呼ばれている。「ホゲット」という語は用いられない。USDA等級は羊の年齢だけではなく、他の要素によっても決まる。20か月齢までの動物であっても、他の条件次第では「USDAプライム」等級に達することがあり、「USDAチョイス」ラムは年齢を問わない。「スプリングラム」はUSDAによって3月から10月の間に屠殺されたものと定義されている。