Translations:Vietnamese cuisine/22/ja
Nước mắm(魚醤)は、ベトナム料理で最も一般的に使われる象徴的な調味料である。発酵させた生の魚から作られ、ほとんどのベトナム料理に添えられる。ベトナム料理は最高品質の食材で知られているのではなく、むしろ非常に安価でシンプルな残り物を創造的に混ぜ合わせ、大胆な風味の料理を生み出すことで知られている。伝統的な南部ベトナムの食事には、通常、cơm trắng(白米)、cá kho tộ(ナマズの土鍋煮)、canh chua cá lóc(酸味のあるスープと雷魚)、そして調味料として魚醤が添えられなければ完成しない。料理は見た目よりも、長い一日の仕事の後、家族全員が集まるような家庭料理として供される。魚を同じ土鍋で調理し、そのまま食卓に出すことは、古くからの伝統であることが証明されている。