Translations:Discovery and development of angiotensin receptor blockers/12/ja

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Binding pockets

 
図1. ロサルタンの受容体結合

Ang IIは様々な結合部位を介してAT1受容体に結合する。主な結合部位はAT1受容体の細胞外領域で、Ang IIはAT1受容体のN-末端およびその第1および第3細胞外ループの残基と相互作用する。膜貫通らせんもC末端を介して結合に寄与する。カルボキシル基は受容体の5番らせん上部のLys199と相互作用する。 Lys199とAng IIのPhe8残基のカルボキシル末端基との間に形成されるイオン橋は、Trp253残基によって安定化されている可能性が高い。さらに、膜貫通らせん6のPhe259Asp263、膜貫通らせん3の外側領域のLys102Ser105もAng IIの結合に関与している。この領域は、受容体の比重の安定化と膜内結合ポケットの形成に関与している可能性がある。