アーユルヴェーダで使用される多くのハーブやミネラルは、紀元前1千年紀にチャラカやスシュルタといった古代インドの薬草学者によって記述されたものである。中国最初の漢方書は漢代に編纂された神農本草経であったが、それよりも遥かに古く、後に唐代に瑶興論(薬草の性質に関する論)として増補された。現存する、そして現在の薬草知識の初期のギリシア人編纂者には、ピタゴラスとその追随者たち、ヒポクラテス、アリストテレス、テオフラストス、ディオスコリデス、ガレノスなどがいる。