高タンパク食が慢性腎臓病の原因になるという決定的な証拠はないが、この病気の患者はタンパク質の消費を減らすべきだというコンセンサスはある。2009年のあるレビューによると、タンパク質の摂取を減らした慢性腎臓病患者は、末期腎臓病に進行する可能性が低い。さらに、低タンパク食(0.6g/kg/d~0.8g/kg/d)を使用しているこの疾患の患者は、腎機能を維持する代謝代償を発症する可能性があるが、一部の患者では栄養失調が起こる可能性がある。