歴史
日本のカレーの黎明期
仮名垣魯文による日本初のカレーライスのレシピ、1872年
カレーは明治時代(1868年-1912年)に日本に伝わった。当時、インド亜大陸はイギリスの植民地支配下にあった。イギリス人がカレー粉と呼ばれるスパイスミックスを日本に持ち込んだ可能性が高い。それは西洋からもたらされたため、洋食に分類された。カレーという言葉は、日本が鎖国を解き、大英帝国と接触を始めた1860年代後半に、日本語にkarēとして取り入れられたと思われる。1870年代には、日本でカレーが提供され始めた。