ハチミツは、通常通り融点以下で保存すると過冷却液体である。非常に低い温度でも、ハチミツは固く凍結することはない。むしろその粘度が増加する。ほとんどの粘性液体と同様に、ハチミツは温度が低下するにつれて濃く、動きが鈍くなる。-20℃では、ハチミツは固体に見える、あるいは手触りもそうであるかもしれないが、非常に低い速度で流れ続ける。ハチミツは-42℃から-51℃の間でガラス転移を起こす。この温度を下回ると、ハチミツはガラス状態になり、アモルファス固体(非晶質)となる。