2008年、降圧薬がアルツハイマー病(AD)と顕著な負の関連を有することが報告された。 米国退役軍人省のシステムで500万人の患者記録をレトロスペクティブに分析したところ、一般的に使用されている降圧医薬品の種類によってADの転帰が大きく異なることがわかった。 アンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)を服用している患者は、他の降圧薬を服用している患者よりもADを発症する可能性が35〜40%低かった。