多くの薬物は、アイソザイムの生合成を誘導する(酵素誘導)か、P450の活性を直接阻害する(酵素阻害)かのどちらかによって、様々なP450アイソザイムの活性を増減させる可能性がある。古典的な例としては、CYP1A2、CYP2C9、CYP2C19、CYP3A4を誘導するフェニトインなどの抗てんかん薬が挙げられる。