Translations:Ethyl eicosapentaenoic acid/19/ja: Difference between revisions
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イコサペンタエン酸エチル(E-EPA)の活性代謝物であるイコサペンタエン酸(EPA)は、他のオメガ-3脂肪酸ベースの薬物と同様に、肝臓でのトリグリセリドの産生を減少させ、循環[[very low-density lipoprotein/ja|超低比重リポタンパク質]](VLDL)粒子からのトリグリセリドのクリアランスを促進するようである。その作用機序は明らかではないが、[[beta oxidation/ja|脂肪酸の分解]]の亢進、肝臓でのトリグリセリドの生合成に関与する[[diglyceride acyltransferase/ja|ジグリセリドアシルトランスフェラーゼ]]の阻害、血中の[[lipoprotein lipase/ja|リポ蛋白リパーゼ]]活性の亢進などが考えられる。 |
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作用機序
イコサペンタエン酸エチル(E-EPA)の活性代謝物であるイコサペンタエン酸(EPA)は、他のオメガ-3脂肪酸ベースの薬物と同様に、肝臓でのトリグリセリドの産生を減少させ、循環超低比重リポタンパク質(VLDL)粒子からのトリグリセリドのクリアランスを促進するようである。その作用機序は明らかではないが、脂肪酸の分解の亢進、肝臓でのトリグリセリドの生合成に関与するジグリセリドアシルトランスフェラーゼの阻害、血中のリポ蛋白リパーゼ活性の亢進などが考えられる。