東南アジアの他の地域とは異なり、スールー諸島、西ビサヤ諸島、ルソン島南東部のビコル地方では、エビが原型を留めないほど発酵させられたり、滑らかな状態に挽かれたりするが、フィリピンの多くの地域におけるバゴーン・アラマングのエビはまだ原型が確認でき、ソース自体も塊状の粘度を持っている。調理またはソテーしたバゴーンは、ひき割りピーナッツで作られた牛テールシチューであるカレカレの付け合わせとして少量添えられる。また、豚肉料理であるビナグーンガン(文字通り「バゴーンが加えられたもの」)の主要な調味料でもある。