「洋食」という言葉が印刷物で初めて登場したのは1872年に遡る。かつてこの言葉は、原産国を問わず(フランス料理、イギリス料理、イタリア料理などと対比して)西洋料理全般を指していたが、1980年代に、より本格的なヨーロッパ料理(日本風にアレンジされていない)を提供するヨーロッパ料理レストランが数多く開店したことにより、人々はヨーロッパ料理と洋食の違いを認識するようになった。