肥満とは、過剰な体脂肪が健康に悪影響を及ぼす可能性があるほど蓄積している医学的状態であり、時に病気とみなされる。体重を身長の2乗で割った体格指数(BMI)が30 kg/m2を超えると肥満と分類され、25–30 kg/m2の範囲が過体重と定義される。一部の東アジア諸国では、より低い値を用いて肥満を計算している。肥満は身体障害の主な原因であり、特に心血管系疾患、2型糖尿病、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、ある種のがん、変形性関節症などさまざまな病気や状態と関連している。