アイスランド、スウェーデンの農村部、西部フィンランドでは、禁忌とはされていないものの、第二次世界大戦以前には食用キノコは広く食されていなかった。キノコは牛の飼料と見なされ、また戦時中や貧困食と結びついたスティグマもあった。これはローマ帝国時代とは対照的であり、当時キノコは最上級の珍味として見なされ、皇帝の食事として高く評価されていた。