Translations:Eicosapentaenoic acid/11/ja
海洋細菌であるシェワネラ(Shewanella)が提唱するEPAのポリケチド合成経路は、アセチルCoAとマロニルCoAを構成要素として、還元、脱水、縮合を繰り返す反応である。α-リノレン酸からEPAへの変換機構は、KSによって既存のα-リノレン酸にマロニルCoAが縮合する。得られた構造は、NADPH依存性還元酵素KRによって変換され、DH酵素によって脱水された中間体を形成する。最終段階は、ER酵素活性によってトランス-2-エノリ-ACPの二重結合がNADPH依存的に還元される。この過程を繰り返してEPAが形成される。