Translations:Glucagon-like peptide-1/8/ja

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腸と脳では、プログルカゴンはPC 1/3によって触媒され、グリセンチンを生じ、さらにGRPPとオキシントモジュリン、GLP-1、介在ペプチド-2(IP-2)、グルカゴン様ペプチド-2GLP-2)に処理される。当初、GLP-1はMGPFのN-末端に適したプログルカゴン(72-108)に対応すると考えられていたが、内因性GLP-1の塩基配列決定実験により、プログルカゴン(78-107)に対応する構造が明らかになり、そこから2つの発見がなされた。第一に、全長GLP-1 (1-37)はエンドペプチダーゼによって生物学的に活性なGLP-1 (7-37)に触媒されることがわかった。第二に、プログルカゴン(108)に対応するグリシンが、C-末端アルギニンアミド化の基質となることが見いだされた。その結果、同様に強力なGLP-1 (7-36)アミドが生じる。ヒトでは分泌されたGLP-1のほとんど全て(80%以上)がアミド化されるが、他の生物種ではかなりの部分がGLP-1 (7-37)のままである。