Translations:Bifidobacterium/4/ja
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歴史

1899年、パリのパスツール研究所のフランス人小児科医であったアンリ・ティシエは、母乳で育てられた乳児の腸内細菌叢からY字型の形態(「ビフィズス」)を特徴とする細菌を分離し、「ビフィズス菌」と命名した。1907年、パスツール研究所の副所長であったエリー・メチニコフは、乳酸菌が人間の健康に有益であるという理論を提唱した。メチニコフはブルガリア人の長寿は発酵乳製品の摂取の結果であると観察した。メチニコフはまた、「発酵菌の培養物を経口投与することで、腸管内に有益な細菌が着床する」とも示唆した。