Translations:Atheroma/5/ja

From Azupedia
Jump to navigation Jump to search

狭窄と閉塞

時間の経過とともに粥腫の大きさと厚さは増大し、動脈の周囲の筋肉質な中心部(中膜)が伸展する。通常、リモデリングは粥腫の大きさを補うのに十分な程度に起こり、動脈開口部の口径内腔)は変化しないが、動脈壁断面積の約50%が粥腫組織で構成されるようになる。

粥腫で閉塞した狭窄動脈血管(想像図)。

やがて筋壁の肥大がアテローム体積の肥大に追いつかなくなったり、プラーク上に血栓が形成されて組織化したりすると、アテロームと血流を隔てる組織の破裂、血栓、線維化が繰り返される結果、動脈の内腔が狭くなる。この狭窄は、何十年も生きているとより一般的になり、30代から40代になるとますます一般的になる。