Translations:Type 2 diabetes/46/ja
2015年の米国糖尿病学会の推奨では、糖尿病でアルブミン尿がある人は、末期腎疾患への進行、心血管イベント、死亡のリスクを減らすために、レニン-アンジオテンシン系の阻害薬を投与すべきであるとしている。アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEI)は、心血管疾患の予防において、アンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)やアリスキレンなどの他のレニン-アンジオテンシン系阻害薬よりも優れているというエビデンスがいくつかある。より最近のレビューでは、主要な心血管系および腎臓の転帰に対するACEIとARBの効果は同程度であった。ACEIとARBを併用することでさらなる効果が得られるというエビデンスはない。