Translations:Protein/3/ja
アミノ酸残基の直鎖をポリペプチドと呼ぶ。タンパク質は少なくとも1つの長いポリペプチドを含む。20-30残基以下の短いポリペプチドはタンパク質とみなされることはほとんどなく、一般にペプチドと呼ばれる。個々のアミノ酸残基はペプチド結合と隣接するアミノ酸残基によって結合されている。タンパク質中のアミノ酸残基の配列は、遺伝暗号にコードされた遺伝子の配列によって定義される。一般的に、遺伝暗号は20の標準アミノ酸を規定しているが、ある種の生物では遺伝暗号にセレノシステインや、ある種のarchaea/ja古細菌ではピロリジンが含まれることがある。合成後まもなく、あるいは合成中であっても、タンパク質中の残基はしばしば翻訳後修飾によって化学的に修飾される。タンパク質の中には、補欠基または補因子と呼ばれる、ペプチド以外の基が結合しているものもある。タンパク質はまた、特定の機能を達成するために協働することができ、しばしば会合して安定したタンパク質複合体を形成する。