LDLのサイズパターン
LDLはその大きさによってグループ分けすることができる。大きな低密度LDL粒子はパターンA、小さな高密度LDL粒子はパターンBと表現される。パターンBは冠動脈性心疾患のリスクが高いという報告がある。これは、粒子が小さいほど動脈壁の内皮を透過しやすいためと考えられている。パターンIは中間を意味し、ほとんどのLDL粒子が内皮の正常な隙間(26 nm)に非常に近いサイズであることを示している。ある研究によると、19.0-20.5 nmの大きさのLDLはパターンBとされ、20.6-22 nmの大きさのLDLはパターンAとされている。