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肥料消費量

 
肥料使用量(2018年)。FAO世界食料農業統計年鑑2020より
 
この図は、世界銀行が2012年に発表したデータから、西ヨーロッパおよび中央ヨーロッパ諸国の[肥料消費量]統計を示している。

窒素系肥料の主要使用者
窒素総使用量
(百万トン/年)
飼料・牧草用
窒素使用量
(百万トン/年)
中国 18.7 3.0
インド 11.9 n/a
米国 9.1 4.7
フランス 2.5 1.3
ドイツ 2.0 1.2
ブラジル 1.7 0.7
カナダ 1.6 0.9
トルコ 1.5 0.3
英国 1.3 0.9
メキシコ 1.3 0.3
スペイン 1.2 0.5
アルゼンチン 0.4 0.1

中国は窒素肥料の最大の生産国および消費国となっており、一方アフリカでは窒素肥料への依存度が低い。農業用および化学鉱物は、約2,000億ドルの価値がある肥料の工業的使用において非常に重要である。窒素は世界の鉱物使用に大きな影響を与えており、それにカリウムとリン酸が続く。窒素の生産は1960年代以降劇的に増加している。リン酸とカリウムの価格は1960年代以降上昇しており、これは消費者物価指数よりも大きい。カリウムはカナダロシアベラルーシで生産され、これらを合わせると世界の生産量の半分以上を占める。カナダのカリウム生産量は2017年と2018年に18.6%増加した。控えめな推定では、作物収量の30〜50%は天然または合成の市販肥料によるものと報告されている。肥料消費量は米国の農地面積を上回っている。