Translations:Collagen/23/ja

  1. 細胞内
    1. α-1とα-2の2種類のα鎖は、粗面小胞体(RER)に沿ってリボソーム上で翻訳される間に形成される。プレプロコラーゲンとして知られるこれらのペプチド鎖は、両端に登録ペプチドとシグナルペプチドを持つ。
    2. ポリペプチド鎖は小胞体の内腔に放出される。
    3. シグナルペプチドはRER内で切断され、鎖はプロα鎖として知られるようになる。
    4. 内腔でリジンプロリンアミノ酸の水酸化が起こる。このプロセスはアスコルビン酸(ビタミンC)に依存し、補因子として消費される。
    5. 特定のヒドロキシリジン残基のグリコシル化が起こる。
    6. 2本のα1鎖と1本のα2鎖から小胞体内で3重のαらせん構造が形成される。
    7. プロコラーゲンゴルジ装置に輸送され、そこでパッケージ化され、エキソサイトーシスによって細胞外に分泌される。
  2. 細胞外
    1. 登録ペプチドが切断され、プロコラーゲンペプチダーゼによってトロポコラーゲンが形成される。
    2. ヒドロキシリシンとリジン残基を結合させるリシルオキシダーゼによる共有結合架橋(アルドール反応)を経て、複数のトロポコラーゲン分子がコラーゲン線維を形成する。複数のコラーゲン線維が形成され、コラーゲン線維となる。
    3. コラーゲンは、フィブロネクチンラミニンフィブリンインテグリンなどの数種類のタンパク質を介して細胞膜に結合している。