Translations:Atherosclerosis/73/ja
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アテローム形成における脂質過酸化連鎖反応の関与は、通常のPUFA(H-PUFA)よりも酸化されにくい重同位体(重水素化)多価不飽和脂肪酸(D-PUFA)の保護的役割に関する研究の引き金となった。PUFAは必須栄養素であり、食物とともに摂取されるため、まさにその形で代謝に関与している。ヒトのようなリポタンパク質代謝のモデルであるトランスジェニックマウスでは、食事にD-PUFAを加えると、確かに体重増加が減少し、コレステロールの取り扱いが改善され、大動脈のアテローム性動脈硬化性損傷が減少した。