/usr/bin/date

print or set the system date and time

SYNOPSIS

 date [OPTION]... [+FORMAT]
 date [-u|--utc|--universal] [MMDDhhmm[[CC]YY][.ss]]

DESCRIPTION

与えられたFORMATで現在時刻を表示するか、システム日付を設定する。

長いオプションに必須な引数は、短いオプションにも必須である。

-d, --date=STRING

STRINGで記述された時刻を表示する。'now'ではない。

--debug

解析された日付に注釈をつけ、疑わしい使い方については標準エラーに警告を出す

-f, --file=DATEFILE

--dateと同様である。 DATEFILEの各行に対して1回ずつ行う

-I[FMT], --iso-8601[=FMT]

ISO 8601 フォーマットで日付/時刻を出力する。 FMT='date'で日付のみ（デフォルト）、'hour'、'minutes'、'seconds'、'ns'で日付と時刻を指定された精度で出力することが可能である。 Example: 2006-08-14T02:34:56-06:00

-R, --rfc-email

RFC5322フォーマットで日付/時刻を出力する。 Example: Mon, 14 Aug 2006 02:34:56 -0600

--rfc-3339=FMT

RFC 3339フォーマットで日付/時刻を出力する。 FMT='date', 'seconds', 'ns' で指定された精度で日付と時刻を出力する。 Example: 2006-08-14 02:34:56-06:00

-r, --reference=FILE

FILEの最終修正時刻を表示する

-s, --set=STRING

STRINGで記述された時刻で設定する

-u, --utc, --universal

協定世界時(UTC)を表示または設定する

--help

ヘルプを表示し、終了する

--version

バージョン情報を表示し、終了する

FORMAT は出力を制御する。 解釈されるシーケンスは:

%% 文字通りの%

%a ロケールの短縮形曜日名 (e.g., Sun)

%A ロケールの完全曜日名 (e.g., Sunday)

%b ロケールの短縮系月名 (e.g., Jan)

%B ロケールの完全月名 (e.g., January)

%c ローケールの日付と時間 (e.g., Thu Mar 3 23:05:25 2005)

%C 世紀; %Yと同様, ただし、下二桁を省略する (e.g., 20)

%d 日 (e.g., 01)

%D 日付; %m/%d/%y と同様

%e 日, スペースを付加する。 %_dと同様

%F 完全な日付; %+4Y-%m-%dと同様

%g ISO週番号の年号の下2桁　(%G　を見ること)

%G ISO週番号の年 (%V を見ること); 通常、%V のときのみ有効

%h %b と同様

%H 時間 (00..23)

%I 時間 (01..12)

%j 年の日数 (001..366)

%k スペースを付加した時間 ( 0..23); %_Hと同様

%l スペースを付加した時間 ( 1..12); %_Iと同様

%m 月 (01..12)

%M 分 (00..59)

%n 改行

%N ナノ秒 (000000000..999999999)

%p ロケールのAMまたはPMに相当する文字列。分からない場合はブランク

%P %pと同様だが、小文字になる

%q 四半期 (1..4)

%r ロケールの12時間時計時間 (e.g., 11:11:04 PM)

%R 24時間の時分 %H:%Mと同様

%s 1970-01-01 00:00:00 UTC からの秒数

%S 秒 (00..60)

%t タブ

%T 時刻 %H:%M:%S と同様

%u 　週の日数 (1..7); 1は、月曜日である

%U 日曜を初日とする年内の週番号（00～53）

%V 月曜日を週の初めとするISO週番号(01..53)

%w 曜日 (0 ～ 6); 0 は日曜日

%W 月曜を初日とする週番号(00..53)

%x ロケールの日付表現 (e.g., 12/31/99)

%X ロケールの時刻表現 (e.g., 23:13:48)

%y last two digits of year (00..99)

%Y 年

%z +hhmm 形式のタイムゾーン (e.g., -0400)

%:z +hh:mm 形式のタイムゾーン (e.g., -04:00)

%::z +hh:mm:ss 形式のタイムゾーン (e.g., -04:00:00)

%:::z 必要な精度でタイムゾーンを数値で指定 (e.g., -04, +05:30)

%Z アルファベットのタイムゾーンの短縮系 (e.g., EDT)

デフォルトでは、日付は数値フィールドに0を埋め込む。 以下のオプションのフラグは、'%' の後に続けることができる。

-	(hyphen) do not pad the field
_	(underscore) pad with spaces
0	(zero) pad with zeros
+	pad with zeros, and put '+' before future years with >4 digits
^	use upper case if possible
#	use opposite case if possible

フラグの後には、オプションでフィールド幅を指定することができる。 次のオプションの修飾子で、ロケールの代替表現がある場合はそれを使用する ロケールの代替表現がある場合はそれを使用する Eか、ロケールの代替数値シンボルがある場合は、それを使用する O を指定する。

EXAMPLES

エポック（1970-01-01 UTC）からの秒数を日付に変換する

  $ date --date='@2147483647'

アメリカ西海岸の時刻を表示 (TZ を見つけるには tzselect を使用)

  $ TZ='America/Los_Angeles' date

アメリカ西海岸で来週金曜日の午前9時の現地時間を表示する

  $ date --date='TZ="America/Los_Angeles" 09:00 next Fri'

DATE STRING

--date=STRING は、"Sun, 29 Feb 2004 16:21:42 -0800" や "2004-02-29 16:21:42" 、あるいは "next Thursday" など、人間が読める日付文字列をほぼフリーフォーマットで指定する。日付文字列は、暦日、時刻、タイムゾーン、曜日、相対時間、相対日付、数字を示す項目を含むことができる。空の文字列は、その日の始まりを示す。日付文字列の書式は、ここで簡単に説明するよりも複雑であるが、infoのドキュメントで完全に説明されている。

AUTHOR

Written by David MacKenzie.

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Full documentation <https://www.gnu.org/software/coreutils/date> or available locally via: info '(coreutils) date invocation'