Translations:Vitamin B12/24/ja

母乳中のビタミン濃度が低いのは、社会経済的地位が低いか、動物性食品の消費量が少ない家庭である。小麦粉やトウモロコシ粉の食品強化プログラムが義務づけられているのは、アフリカを中心とした数カ国だけで、インドには任意の強化プログラムがある。授乳中の母親が摂取するものは、肝組織の含有量よりも、最近吸収されたビタミンがより効果的に母乳に到達することの方が重要である。母乳中のビタミンB12は、栄養状態の良い母親でもビタミン欠乏症の母親でも、授乳期間中に減少する。6ヵ月を超える母乳育児は、授乳中の乳児の血清ビタミン状態が低いことを示す強い指標となる。特に、妊娠中にビタミン状態が不良であった場合や、母乳育児中の乳児に与える初期導入食品がビーガンであった場合に当てはまる。