Translations:Malaysian cuisine/52/ja

昼食と夕食では、料理は通常コース形式ではなく、同時に提供される。一人で食事をする場合は一品料理で済ますこともあれば、皆でシェアするたくさんの補完的な料理とご飯で構成されることもある。注文を受けてから調理するレストランでは、前菜とメインコースの区別がないことが多く、料理は準備ができ次第テーブルに運ばれる。あらかじめ調理された料理を提供する伝統的な飲食店では、客はまずプレーンなご飯を皿に取り、ビュッフェ形式で様々なおかずを選ぶことになっている。インドネシアのナシパダンと同様に、これは定額制の食べ放題ではない。食事の費用は、客が何を選び、何種類の品物を皿に取ったかによって決まる。マレー系のワルン(小規模な家族経営のカジュアルな飲食店またはカフェ)やレストラン(クダイ・マカン)では、この食事スタイルは「ナシ・チャンプル」(「混ぜご飯」の意)として知られている。同様のコンセプトは、家庭的なマレーシア中華料理を提供する一部の飲食店にも存在し、そこではエコノミーライス(中国語: 雑飯)として知られている場合がある。