Translations:Malaysian cuisine/13/ja

主食

 
伝統的にバナナの葉で包まれたマレーシアのナシレマッ

米(Malay: nasi)はマレーシアで最も重要な主食である。インドネシア生まれの料理・食文化作家スリ・オーエンによると、マレーシア領ボルネオサラワク州では紀元前2300年にさかのぼる稲作の証拠が見つかっており、西マレーシアのクランタン州では約900年の歴史があるとされる。今日、マレーシアは自給自足に必要な米の約70パーセントを生産しており、残りは輸入している。これは政策上の問題であり、政府は米生産による自給自足を達成しようとするよりも、国の資源をより収益性の高い方法で利用できると考えている。一般的な考え方としては、産業から生み出される歳入によって、国が必要とする米の半分まで輸入できるというものである。それにもかかわらず、政府は米作産業に対する計画、資源配分、補助金管理に全面的にコミットし、関与している。ケダ州は国内の「米蔵」(Malay: jelapang padi)と見なされており、マレーシアの総生産量の約半分を占めている。