ショウガ特有の香りと風味は、新鮮なショウガの重量の1〜3%を占める揮発性の精油に由来し、主にセスキテルペン(β-ビサボレンやジンギベレンなど)、ジンゲロン、ショウガオール、ジンゲロールで構成され、[6]-ジンゲロール(1-[4'-ヒドロキシ-3'-メトキシフェニル]-5-ヒドロキシ-3-デカノン)が主要な辛味成分である。生のショウガには約400種類の化合物が存在する。