Translations:Diabetes/48/ja
メトホルミンは、死亡率を低下させるという十分な証拠があるため、2型糖尿病の第一選択薬として一般的に推奨されている。メトホルミンは、肝臓でのグルコースの産生を減少させ、末梢組織に貯蔵されるグルコースの量を増加させることによって作用する。主に経口薬であるが、その他にも2型糖尿病の血糖値を低下させる薬剤がいくつかある。これらには、インスリン分泌を増加させる薬剤(スルホニルウレア)、腸からの糖の吸収を減少させる薬剤(アカルボース)、GLP-1やGIPなどのインクレチンを不活性化するジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)という酵素を阻害する薬剤(シタグリプチン)などがある、 インスリンに対する感受性を高める薬剤(チアゾリジンジオン)、グルコースの尿中排泄を増加させる薬剤(SGLT2阻害薬)などがある。2型糖尿病でインスリンを使用する場合、通常、最初は長時間作用型の製剤を追加し、経口薬を継続する。