M. フラギスカは、紀元前9世紀にまで遡るセロリの考古学的発見をカスタナスで言及しているが、古代ギリシャに関する文献的証拠ははるかに豊富である。ホメロスの『イーリアス』では、ミュルミドン族の馬がトロイの湿地に生える野生のセロリを食べているとあり、『オデュッセイア』では、カリュプソの洞窟を取り囲むスミレと野生のセロリの牧草地について言及されている。